カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

歓喜の街 Winnipeg

どうも前田です。

今回はATプログラムから離れてウィニペグについての話をしましょう!

いつもと違ってとってもポジティブな話題です!(笑)

November 24 にそれは起きた!

これは非常に歴史的な出来事でした。それはもう自分の周りはこの話でもちきりでしたね。新聞等もこの話題で一色。ではもったいぶらずに言いましょう!

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Winnipeg Bluebombers Won the Grey Cup

これですよ!これ!街はもうこの話題一色でした。

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Winnipeg Bluebombers というのは Canadian Football League (CFL)に所属するプロアメフトチームです。

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シンプルすぎるロゴ

米国で言うNFLです。もちろん規模はアメリカが段違いで大きいですが、カナダも中々の規模があります。結構ウィニペグでのホーム試合はほぼ満席でかなり盛り上がります!ウィニペグは自称 CFL Loudest Fan を持つチームなのでそれはそれは本当にやかましいです。なんたって自分は敵チームとして一試合サイドラインにいましたから!

CFLの試練

カナダの気候を考えると10月から観客の寒さ我慢大会になってしまいます(笑)自分は11月頭まで高校のアメフトで実習していたので、10月からずっと外の練習に帯同するのが嫌でしょうがなかったです(笑)。寒いわ、雪降るわ、風+雨のコンビで体温奪いに来ることもよくあって「風邪引くわこれ」と思いながらやってましたね。その時はひたすらはよシーズン終われ〜!ミシュランマンのように着込んだ服でグラウンドを見つめてました。実際にスーパーバイザーと他の同じ実習生(友達)は自分のチームよりシーズン終了が遅かったので、もれなく風邪引いてました。笑

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これで10月中旬なんですぜ

さあ話を戻そう!

ではまずこのビデオをいくつかどうぞ!


TSN Original: Blue Bombers Journey to the Grey Cup

つづいて


107th Grey Cup Recap: Hamilton at Winnipeg, 2019

このビデオで言われている"29 years of Drought"というのは干ばつの意味踏まえるとおわかりのように、ブルーボマーズは過去29年間Grey Cup を優勝していなかったのです!CFLのチーム数は9です。なので日本で言うなら、プロ野球12球団より少ない9チームのリーグで過去29年間日本一になっていなかったのです!

最後の優勝は1990年なのでなんと前田が生まれる前の出来事になってしまうんです。

しかもお気づきのように、107回目なんですよ。長い歴史の中でBombers は全然優勝回数少ないので慣れてません,こういうことに。

なので、なぜ街がこの快挙に湧いたのかおわかりいただけたかと思います。

優勝パレードも急遽行う


‘The drought is over': Blue Bombers celebrate at Grey Cup parade

チームが開催地のカルガリーから戻ってきた次の日の昼間にやると Winnipeg cityからおしらせがいきなり入り、正直「え?明日やるの?ダウンタウンの大通り閉鎖やんけ」とみんなちょっと困ってました。中には、Glen に「明日みんなでパレード観に行こうよ。授業延期しておくれ」という猛者(笑)がいましたが、Glen は「え?面倒くさいからやだ。行くならお前一人で行ってくれ。授業は普通に進めるぞ」と笑いながら答えましたが、結局授業のパソコンでライブ配信をスクリーンに映した状態で授業してました(笑)。なんだかんだ彼も気になってたという、、、。

田舎感満載が愛おしい

まずこのパレードショボくないですか?(笑)。みんな言ってたのは「いきなり過ぎて日程調整無理だよ」ということ。そして、選手が乗っているの、、、。普通のピックアップトラックの荷台。いやあもうしびれましたね〜。こういうのってもうちょっと高い乗り物でやるのかと思ってましたが、さすがウィニペグ。距離感がめちゃくちゃ近いパレードです。ファンからしたらたまらんでしょうね。

もう一つの快挙

このGrey Cup 実はもう一つウィニペグの人たちにとって嬉しい快挙があったんです!それが、Grey Cup MVPがウィニペグ出身の#33 Harris 選手に与えられたということです。実際彼はこのプレーオフを通して凄まじい活躍で、Grey Cup も2タッチダウンしてました。CFLは世界中からNFLに入れなかった選手が集まるのでそこには当然隣国のアメリカの選手も多くいます。そしてその個人賞も結構アメリカ人選手が取ることが多い中、この活躍&受賞は大きなインパクトでした!

www.bluebombers.com

【番外編】CFLNFLの違い

どうやら結構違うらしいので友達から聞いた内容(説得力0)で述べると、

  • フィールドの大きさが違う(CFLが結構大きいそうです)
  • フィールドにいる人数 (CFL=12: NFL=11)
  • モーションに入る前に動ける人数 (CFL = 2~3?: NFL= 1)
  • 攻守交代のダウン数 (CFL = 3: NFL =4)

といった感じです。まあアメフトしてる人じゃなきゃわかんないですよね〜。

優勝チームのAT

優勝した次の午前が Glen とのクリニック実習だったのですが、Glen は上機嫌に Bombers のヘッドATから送られて来た ATチームメンバーの歓喜の写真を見せてくれました。どうやらGlenが興奮から落ち着いたのが夜中の3時だったようで、そこからヘッドATに連絡したら即返信が来たと笑ってました。チームでレストラン貸し切って夜明けまでパーティーしてたようです!

MATAも号外特別メールとしてBluebombers のATチームの写真をみんなに配信してお祝いしてました!

 

今回はATプログラム関係なくウィニペグの嬉しい出来事でした!

ではでは。