カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

ついにカナダ永住権取れました!

どうも前田です。

お久しぶりです。オタワは10月上旬は27度超えの猛暑日が続いていて大変でしたが、おそらく中旬から一気に秋に、そして駆け足で冬になるんだと思います(笑)。諸事情でケチ臭いルームシェアの同居人が問答無用で家のエアコン切ってるので、今はまあイケる。はやくルームシェアから脱出したい。来年の春夏かなあ。

カナダ永住権申請が承認されました!

やっとです。本当に長かった。そしてえらい神経使ったなあ。8月中頃はそろそろかな~とぼんやり思ってましたが、8月末に Online Tracker という自分の申請状況の速報を載せる政府移民局 IRCC のウェブサイトの存在を知り、ログインして最新情報を知って以降は「まだか、マジでまだなん?もう全項目審査完了って書いてあるやん」と毎日毎日もやもや勝手に苦悩してました。

そしたら9月上旬のカナダの3連休祝日中に相も変わらずTRACKERで一回見てみようとなったら、「あれ?更新されとる。。。どれどれ。。。あ、承認書類の番号が発行されとる。。。だけど、メール来ないのは何でだ?多分今日がカナダの祝日でOFFだからなのかな。。。」

えええい、バンザー-----------イ!!!!いやっほい!!!!!オーカナダ!

という感じでちゃんと後日(といっても1ヶ月後。。。)正式に承認を知らせるメールを頂きました!えらく最終局面からずっともたもたしてるような印象がとても強く、もらえるとほぼ分かっているものが中々来ないのは、精神衛生上良くないです(笑)。

Trackerの情報はおそらく本当に週に一回ぐらいの確認にしておいたほうが良いと本当に思います!自分はもう手遅れですけど(笑)。

そして自分の経験がお役に立てばと自分の永住権に関わる時系列を載せます。

永住権関係タイムライン一覧

  • 2020年8月末ウィニペグ大学卒業確定
  • 2020年10月中旬:卒業式(オンライン)涙。。。ここからPGWP(カナダの公立大学もしくはカレッジ卒業後もらえるMAX3年の就労ビザ)を申請
  • 2020年11月:正式に就労。バンクーバーのホッケーチーム(PGWP申請中の就労は可能)
  • 2020月12月末:PGWPが届く。つまり3年間の有効期限は2023年のクリスマスまでとなる。
  • 2021年4月:New Pathway のInternational Student Streamとかいう歴史的千載一遇のチャンスに乗り遅れる。後々かなり悔やんで落ち込む。
  • 2021年5月:今更CELPIPという永住権申請用の英語テスト受けてまあまあな点数出す。(テスト結果の有効期限は2年)
  • 2021年5月:ホッケーチームクビになる。ここでBCPNPを諦める。
  • 2021年6月:オタワに引っ越し&現職場で働く。
  • ながー------------い冬の時代。該当カテゴリーの選考が一時停止&招待スコアが高騰で忍び耐える。
  • 2022年7月:実はオンタリオ州政府から International Student Stream でのPNPの招待が来るが、日本休暇の3日前で遠隔での職場からの書類集めが難航し、軽く絶望。チャンスを逃す上に、職場があまり協力的ではないことに気づく。
  • 2023年2月:少し移民局の政策に動きが見えたのを踏まえ、招待スコアが下がるのをただ待っててもダメだと決心。唯一自分でスコアを上げられる項目の英語力CELPIPのスコア全項目満点圏目指そう!と22年12月から勉強しての受験。結果は21年5月のより微増(笑)
  • 2023年4月中旬:ヘルスケアプロフェッショナルのストリームでオンタリオ州からまたPNPのお誘い。真剣に書類集めを行うが、やっぱり難航。。。申請期限が1か月あり、もしかしたら月末の Federal の Express Entryのドローの招待スコアが下がるかもと期待してみる。
  • 2023年4月末:Federal Express Entry での微増した自分のスコアが奇跡的に隔週ごとの永住権招待スコアに達する。Invitation To Apply が届き永住権申請をする。Canadian Experience Class (CEC)& Federal Skilled Worker 両方の申請要件を満たしていたが、審査条件の緩いCECにて申請。この時点でオンタリオ州からのPNP招待は無視決定。
  • 2023年5月末Biometric 指紋認証の要求が届く
  • 2023年7月中旬Medical Exam の""要求 (既に有効な1年前に済ませているものを提出済みだけどいちいち移民局のいつ来るか分からない訂正を待つのもめんどくさいので、2回目を実行。金の無駄だけど時間が惜しい。)
  • 2023年9月上旬Confirmation of Permanent Residency (CoPR)の書類番号をTRACKERの最新情報で発見して、ワクワクする。でも、相変わらずステータスの更新はない。
  • 2023年9月中旬:PR Portal 案内の1回目のメールが来て必要情報を記入して返信
  • 2023年9月中旬:一回目から7日後にPR Portal 案内の2回目のメールが届き、ログインして現在カナダにいる宣言とカード写真と住所登録
  • 2023年10月上旬(第1週):永住権申請の「正式」承認。Confirmation of Permanent Residency (CoPR) を受け取る。この時点でSocial Insurance Number & OHIP (州の皆保険番号)のアップデートができる。
  • 2023年10月中(推定):永住権カード受け取れるはず!あー長かった・・・って早くなりたい。。。
  • ***追記:つい先日PRカード届きました!(11月末)まさかの2か月かかったー!

時系列まとめ

正式に働き始めてから招待状(ITA)をもらうまでの期間:2年4か月

CECでの永住権申請から eCoPR もらうまでの期間:5か月+1週

感想(アドバイス含めて)

しんどかった。まずこれが第一声。自分としては大学在籍時から移民エージェントの方に相談しながら、計画的に進めてきたのにも関わらずこんなにも予想外に長くかかるとは。本当にコロナとカナダ政府の移民政策に振り回されました。

1.移民エージェントはちゃんと選ぶべし。

超大事。選ぶべし。周りの人達(カナダ人)はろくに移民のこと知らんのにみんないい加減なことばっかり言います。だからちゃんとした移民エージェントと話をして自分の状況を説明してアドバイスをもらうことは大事です。ただ、自分で基礎的なところの下調べは絶対しましょう。任せっぱなしの自主性のない人はカナダでは生きていけません。まずググる

自分はずっとここの会社の山下さんにお世話になりました!

ビザJPカナダ | 永住権・移民・各種ビザ申請/コンサルティング (visajpcanada.com)

 

2.良い雇用主は運ゲー要素多め。

ATとして本当に難しいのはEMPLOYEEであること、従業員というステータスでの雇用。これがContractorいわゆる個人事業主だとダメです。永住権申請の要件を満たしません。ただ、この雇用関係がATの世界では一般的ではないのが苦しい。こんなのカナダ人にとっては大きなことではないかもしれないが、移民組には大きな違い。移民に理解ある雇用主、それは個人オーナーもしくは会社組織を探すのが困難。

まずは、めっちゃ探すこと。そして交渉というより聞く、そして説明する。Express Entry では雇用主に直接的な金銭的な負担はないことを説明しないといけないですね。基本カナダ人は移民プロセスに無知なのは前提

3.英語のスコア上げは不可避。

やるしかない。唯一自分の努力でコントロールできるのがこの部分だけなので目標4セクション全部で最高点の範囲。AT取れるような努力家なら不可能ではないです!自分も少し避けてきて最後に覚悟決めて勉強して点数は微増でしたけどね!!!!!

4.それでも移民政策に振り回されるからな!

トロントのプロサッカーチームでATされていらっしゃる日本人ATの方が、初めてお会いした時に忠告してくれた言葉「計画は良いんだけど永住権取れるっていう保証はないからね」が身に染みてます。実際自分の場合は2023年の移民局の政策の中でヘルスケアプロフェッショナルへの優遇措置が始まり、結果論では4月末でなくとも後々招待されてたと思いますがこれも突然降って湧いた政策に振り回されてると思えることの一つです。

計画的に進めているつもりでも、予想外のことが起き続けた約3年間でした。なので、それを踏まえて覚悟した上でやるしかないですね。

永住権取った後

意外とこれみんな考えてないですよね(笑)。自分はもう投稿してますが、この永住権が一刻も早く欲しい理由がありました。以前の投稿で述べたRMTの学校です。なので外人として働きながら通うためには学生ビザでなく、永住権が必要だったのですが、実はこれもまた春の移民局の発表で永住権がなくてもよくなったので、これも結果オーライになってしまいました。。。政策一つでキャリアデザインが180度変わる怖さですよ。。。運ゲー要素は否めないなと。。。

長い目で見れば永住権は自分の人生に選択肢をもたらしてくれると思います。近いうちに日本で働いて日本で老後を過ごすか、カナダで一生終えるか。それとも、カナダでお金稼いでリタイヤ後は日本。全てが可能です。あらゆる選択肢を持っておくことが今のあまりにも不安な世界情勢と経済において大事だと思っています。本音を言えば、日本が二重国籍を認めてくれたらこれほど楽なことはない(笑)ま、ぼちぼち考えます。

まとめ

移民は疲れる!次はあなたの番だ!以上!