カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

Fall Term 2018 の説明 University of Winnipeg

どうも前田です。

写真の通り怪我しました。嘘です。

新学期始まって一ヶ月経ちました。

ぼちぼちこんな感じかと遅くではありますが要領を掴んで来ました。

ただこれが成績や授業の理解度につながるかというとそれはまた別のお話(笑)

 

Fall Term 2018 の履修科目

  • Human Physiology
  • Upper & Lower Assessment
  • Sports 1st Responder
  • Taping & Splinting

以前投稿したように自分のというか大多数のうちの大学の生徒は4科目履修です。5科目行うと厳しいという感じです。

ただ、2年制プログラムやアメリカの大学院ではこの通りではありません。きっと5科目ぐらいが最低で余裕でもっと科目数あるんじゃないですかね。

4年制に通うということは比較的のんびり履修するということです。

ですが、4科目は楽チンというわけでは決してありません。自分的には4科目ならそれなりの成績を残すべきですし、現地の生徒より一段上のレベルを目指すのは大変だなとつくづく思います。

全体的な印象

ほとんどの科目が三年生向けでして、科目の専門性をみてみればここからが「本当のATプログラム」の始まりだと実感してます。今までのコースはついていけない生徒をふるい落とすような役割を持っていたと思います。実際ここでつまづくようではアウト。この三年生向けのクラスでは座学に加えて、大幅にPractical Skill が問われるクラスばかりになっています。

一応日本でATを専攻していた自分ですが、こっちの方が求められる&テストされる情報量、スキルが高いような気がします。日本においては自分は部活などで「現場に飛び込んで学んでなんぼ」といった感じだったと思います。恩師もそれに近いことを言ってました。なので授業もちゃんとやりましたが、授業への必死さが違ったかなと今では思います。

Human Physiology

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このコース自分が編入した当時は選択必修ではなかったのですが (なので取る予定もなかった...)、昨年、他の選択必修科目であるExercise Physiology での生徒達の成績がよろしくないということでATの選択必修かつ Exercise Physiology の Prerequisite となってしまいました。

どうせカナダの生徒は日本語読めないので一言。「てめーらしっかり勉強しろや!!母国語のくせに低成績とるんじゃねーよ!」

なんせ、この変更で自分の学費14万増加ですもの。これくらい言ってもバチは当たらないハズ...日本人がみんな優しいわけではない笑

あ、授業自体は去年の春にやった Biology Departmentの Human Anatomy & Physiology とほぼ変わりません。なので、そんなに苦労はしてません。去年泣きたいと思いながら必死に勉強して良かったです。

Upper & Lower Asssessment 

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以前述べた諸事情で講師が変わりまして、さわやかな若い卒業生が急遽担当していますが、めっちゃ良い人です。もともと去年から Lab Instructor としてお世話になっていましたが、レクチャーを担当してもいい感じです!

内容はやっぱりClinical ですね!これが自分の受けてみたい授業だったと言えばそうですが、やっぱりクリニック系の評価大変です。今まで現場関係ばかり勉強してたつけがめちゃくちゃキテます。でもここを乗り越えたら成長できるのは間違いないので!

このタームで2番目にメンタルに来る科目ですが頑張ろう!

Sports 1st Responder 

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いわゆる救急法。ただこのコースはスポーツというよりもより広い場面での Emergency Situation 向けの内容で、実際このクラスの Final Practical Exam をパスしたら赤十字の資格証明がもらえます。これを指導する長老のAT教授が赤十字の講師の資格を持っているのでそんなことが可能なんですよね。

ただ、このクラス、Written, Practical Final exam 両方の評判が凄まじいんです。特に Practical exam に関しては一回目の合格率 30% だとか。二回目受ける人多数とか普通に怖い。

Written exam も平均点低めだし。

これが一番自分のメンタルを削る科目となっています...

ベン爺め...(勝手に名付けた)

Taping & Splinting

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唯一楽しい。日本の現場で学生ATとして活躍されている皆様朗報です。カナダ人はテーピングがすこぶる下手です。嘘じゃないです。「よし、よくできた!」とか言ってるレベルが日本と違います。テープの走行を腕力で変える人続出で焦ります笑

なので、日本人学生ATの方々、引き続き現場でテーピングを練習していれば大丈夫です!

もちろんクラスの講師は上手ですが、なんか日本で教わった恩師に比べたら...。という感じです。というか講師も時々力技繰り出すから びっくりして"WOW" とか言ったら笑われた。あなたがそれしたらダメだろうよ...

ちなみに今日はこんなものをやりました。実際に作るの面白かったですね〜。

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まとめ

 全ての科目の Final Practical Exam が怖い。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

ではでは。

コメント等あったらどうぞ〜。