カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

探してみたいからATになってみる 雑談

どうも前田です。

テスト勉強しなきゃいけない日々ですが、ハマっているものがあります。それは「奇跡のレッスン」というNHKの番組です。どうやってカナダで見てるかは察してください(笑)チューブを通して観てます。

この番組の内容は世界の各競技の一流コーチが日本の部活生を一週間指導するというもので、色んな競技の強豪国のコーチの真剣な指導を見ることが出来るという面白さ100%の番組です。

今まで観た中で特に面白いと思ったのはバスケ、ラグビーハンドボールですかね。それはまあ自分がバスケとラグビーに携わっていたのが大きいですが。この番組を視聴する度に「こんな指導を受けてみたかった」というコメントをよく見る限り、みんな自分の過去の指導者にある程度違和感もしくは不信感を抱いていたのかなと思います。自分はどちらかというと指導者よりも自分の実力の無さに呆れていた部活時代でしたので、指導者の力量までは、、、って感じでした。ただ、自分のいた県のバスケにおいて思うことは多くあります。無駄な走り込み&罰走を強要する監督、試合中ギャーギャー叫ぶ&脅すだけの監督、つまりは根性論でしか指導出来ないレベルの低い指導者が多かったですね。極めつけが審判に言いがかりつけてテクニカルファール(笑)。

大学入学後

そんな自分は部活引退後とある大学のオープンキャンパスでその大学の監督が書いた論文を見て、「こんな分析をする大学バスケはもっと戦術面が洗練されているに違いない」と勘違い(笑)をして、無事大学バスケに携わりました。馬鹿だなぁ。

結果、それは失望の連続でした。自分のいた大学の監督は全くバスケットの指導が出来ない人でした。言っておきますが、彼はすごく有名な先生です。実績十分として大学に引き抜かれた人なのですが、バスケットの戦術、戦略、チームマネジメント全てが下手でして、最終的に自分はその部を辞めてます。終わった人の事を悪く言うのは最低ですが、今回のテーマ上避けては通れないので。かなり早い段階で自分の監督の実力を把握した後は、リーグ戦や練習試合でやる大学の監督の言動を注視していました。特にオフィシャルなどをやると試合中の監督の言動が丸わかりでした。

ここで気づいたのは、大学レベルでもバスケットを深く語れる指導者はいない、選手からの信頼もほぼ無い、ということでこれらは自分に取って本当に大きな失望でした。タイムアウトは叫ぶだけで選手は萎縮or無視、もしくは椅子に座って化石状態になる人とか。その中にあって、この人すごく良い監督だなという方もいました。結果大学1部だろうと3部だろうと無能監督はぞろぞろいたんです、いくら有名な人でも。その教え子達がその指導者にされたことを生徒にするから負の連鎖は止まらんだろうとつくづく思うんですけどね。

その後ラグビー部では若い監督の下で働きましたが、すごく仕事がやりやすい環境でした。ただ、チームマネジメント等は、、、という感じでしたね。

ぐだぐだまとめ

最近気づいたのですが、自分はおそらくATという職業を通して良い指導者を探したいという副次的欲求があるんだと思います。もちろん自分の専門はATなので監督が無能でも関係なく選手の健康を守るべきですが、良い監督って大体専門スタッフの意見を聞き入れる器量がある、話し合える人だと思うので、そういう人と働いてみたいというのはあります。本当に自分の指導者関連は苦い思い出だらけなので。

自分が留学までしてATになりたいと思うのは、「競技問わず海外のHCと働いてみたい!はたして日本と同じなのかそれともより洗練された人達なのか知りたい」という考えも理由の1つにはあります。

なので、ATとしてのキャリアを重ねた時に「良い指導者」と出会えたなぁと思えるように、その指導者に会えるようなレベルに達するよう努力していかなくてはいけないですね。

ATになりたいと思う動機が新たに判明した前田でした。おこがましいものですが。

ではでは。