カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

履修科目を振り返ってみよー (Winter 2018)

どうも前田です。

jin-athletic-thrapist-at-wpg-ca.hatenablog.jp

 

だいぶ期間が空いて時系列がめちゃくちゃですが書きます!

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雪景色。なんかハリポタみたい

 

Winter Term

  • Prevention & Care of Sports Injuries (P&C) + Lab
  • Biomechanics + Lab 
  • Physical Activity & Aging with mini Practicum
  • Introduction to Research Methods + Lab 

P&C

この授業は秋に取った Human Anatomy の成績が70%以上でないと履修不可です。 

名前の通りSports Injuries の紹介、それへの大まかな対処法、予防法とかですね。なのでここらへんからようやく怪我について触れていく感じですね。座学でカバーする内容については非常にATとして一般的なものです。

そして、教えるのはあの Ben です。

より詳しい内容等は受講し終わった Assessment やSports 1st Responder 、冬に予定しているリハビリの授業で学ぶ感じですね。とりあえず、「質より量」的にどんどん怪我を紹介していく感じです。

この授業の Lab はレクチャーの内容とはあまり関わりなく、三年生でより専門的に学ぶマッサージ、テーピング、救急法、Asessment などを大まかに実技で学ぶ感じです。

それで、Lab Exam は Taping & Assessment の一部分のスキルテストでした。

これらの内容をみるにP&CはATプログラムの概要をカバーする授業となっています。ですので、この授業で70%以下の成績を取ったらこれより先のATプログラムの授業は履修できません。結構脱落者多いです。ウィニペグ大学はATプログラム希望者を皆受け入れるので結構みんな簡単に思って実際にやってみて諦めること多いみたいです。

自分の Lab instructor はCFL (Canadian Football League)ウィニペグブルーボマーズの Assisstant Athletic Therapist でした。プロチームのATが講師できるなんて凄いな〜と思いましたね。確かにちょうどシーズンオフだったので。なのでこの講師の方に色々アドバイスをもらって自分はインターン獲得への道を模索中です。

今年の夏は現場に出たい!!!!

Biomechanics

秋に Pathology を教えてくれたCAT研究者の先生の専門分野!バイメカは日本の大学でも学んでましたが、その先生の専門の競技オンリーについての授業ばかりでもう少しバイメカという学問を全体的に学びたかったので非常にありがたい授業でした。

日本の先生も性格のクセはともかく(笑)その競技におけるエキスパートでそこそこ有名な方で、その先生の研究で実際にやっていることを授業の題材にしててそれはそれでとても面白かったです。 おかげさまでバイメカって凄く地味な作業の積み重ねなんだなと思いましたね(笑)。クリック地獄(笑)。

一方カナダの先生は傷害予防へのバイメカが専門でした。授業内容はまんべんなく多くのことをカバーしました。途中からもうこれほぼ物理の授業じゃないかと思ったりしましたが、なんとかやりきりました。数学と物理満載の内容で、高校時代バリバリの文系の自分は苦労しましたが、なんとか気合で乗り切りました!にしても相変わらず思うのはキネシオロジーの人数字に弱すぎる(笑)。公式目の前あるのに計算違うこと多すぎる...

将来大学院への進学をするならバイメカもいいなと思うきっかけになった授業でした。

Physical Activity & Aging

 秋に苦戦したコンセプト系の授業再び。しかも同じ先生。いや、先生は好きなんですけど、高齢者への健康というのはあまり興味が...という感じで最初授業受けていたんですがね...。高齢者へのアプローチって面白いし、何より今後において需要の拡大が明らかだなと思いました。カナダも高齢化社会になるのが予測されてるみたいですよ。先進国はそんなもんかと思いました。

このクラスはミニ実習の義務がありまして、実際に高齢者の健康運動を指導する施設や団体に最低週一で合計8時間となっています。

自分は普段自分が利用しているYMCAに問い合わせてみたら、別のYMCAがより充実しているということでそこに実習をお願いしたら、ディレクターがウィニペグ大学の若いOGでその先生のクラスを受けていたということであっさりOK出ました。

自分が実際に参加したのは、高齢者向けズンバダンス、エアロビクス、Sit-Fitness つまり椅子を使ってのトレーニングです。

Sit-Fit に関してはかなり筋力や可動域に制限がある人向けでして、一番勉強になりました。ダンスとエアロビは参加してて普通に汗かいた(笑)

ATという仕事に大きな可能性を感じるミニ実習でした!

あ、そうそう。テストはやっぱり呆れるぐらいダメでした。やっぱりあの先生とアイショウワルイ。

Intro to Research Methods

心理学系の授業ですが、ここで研究メソッドを学びます。「どんなタイプの研究があって、どのタイプがAというケースにあうのか」といった感じです。

自分のインストラクターは子持ちのPhD Applicants の女性で、授業のスライドの工夫が凄まじかったです。若い講師ってこういうところが良いなとつくづく思いました。若い講師って、自分が生徒の時に感じたことをフィードバックとして、色々工夫してくれるから授業が楽しいことが多いですね。

とりあえずこの授業楽しかったんですが、題材が当然心理学系なので理解が追いつかないことが多かった記憶があります。

でもメインは「研究方法の分析と構築」なので。そこは安心して学べました!

余談ですが、心理学系って9割女性っぽくて本当にビビりました。なんか女子校の教室にいる気分でした(笑)。

野郎が萎縮してるのが見てわかる(笑)

 

こんな感じです。結局このタームはほぼ全クラスで Lab あった感じですね。

そこに慣れないと3年時についていけないでしょうし。

質問あればどうぞ〜

ではでは。