カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

転職決まりました!

こんにちは。

最近BCは良いことづくめですね。州民のワクチン接種率と新規感染件数が両方順調で、段階的な制限緩和も発表されました!希望に満ちてるな〜と実感します。

カナダ全体で60%の国民接種率に達するそうで、日本も頑張ろう!(適当)

さて、本題。解雇直後から暇すぎてかなり投稿してきましたこの前田ですが、、、この度

f:id:jincatca:20210527151054p:plain

 

ATの転職先が決まりました!

ATの←ここ大事。ここでいつもなら「実はゴルフ場で〜す!」となるんですが、今回は本当ですよ。

f:id:jincatca:20210527151108p:plain

転職活動は3月から

最近の投稿で「やられた!先を越された!」と書いたように、だいぶ前からやってたんですが、本当に全く上手く行かず、だから保険としてチームに残る発言したらうまく裏切られた。。。(笑)あーまだムカつく。

今回の転職先は4月の半ばから選考が始まっていて、シーズン中に時々連絡来るって感じで「この連絡頻度は不安になるな〜」となるはずですが、後々お伝えする理由を知っていたのでまあしょうがないかと思ってました。

やはり転職は早め早めにしましょう!!!!

転職先は、、、

スポーツクリニックです!場所はオタワ!!!!!Ottawa

東海岸にあるカナダの首都ですよ。はい、そこのあなたカナダの首都ってトロントじゃないの?って思ったでしょう?甘い。ニューヨークとワシントンD.C.くらい考えが甘い。

前にトロント旅行でオタワにも行ったことあるのですが、中規模の街で本当に落ち着いた良いところでした。まあ、官僚と議員がメインの政治の街ですからね。この都市の特徴は多くの仕事要件がほぼバイリンガル、つまり英語とフランス語両方できなきゃだめなんですね。

自分もオタワにある他のクリニックに応募した時に一番に聞かれたのは、「フランス語話せるの?」ってことで、NOと言ったらすぐにインタビューが終了しました。あれはショックだった。。。そういうところです。。。

ただのスポーツクリニックではない

はっきりとは言えませんが、このクリニックとオタワにあるプロホッケーチームには深い関係がありまして、そこも大きな決め手でした。プロで働きたいのなら今はここで腕を磨いて機会を待つこともできると面接でオーナーに言われましたが、そのオーナーさんが深〜い関係の当事者。すごい人。ってかもうメディカルディレクターです。言ってしまったけど。

一年ジュニアホッケーで働いてみて思ったことを、オーナーに聞かれたので言ってみると「残念ながらそこに長くいてもNHLには辿り着くことは困難だよ」と言われ、この人が言うのならそうなのかと納得しました。そういうことが言える方です。雇う側ですし。実際そのアドバイスはかなり響きました。それを言われてから、目が覚めたような気がしましたね。

ジュニアホッケーで働いてみて思ったこと

自分の勝手な経験によるもので、チームによって大きく変わることもあります。ですが、やっぱり思うのはATとしての仕事より、Equipment Manager としての仕事に費やす時間が圧倒的に長い。ほとんどのジュニアホッケーチームはATとEM(用具係)の兼任です。この2つの仕事を兼任すると間違いなくEMとしての仕事量が圧倒的に多いですし、それによってATとして選手の治療する余裕もないという事もありえるかなと思います。

本当に今シーズン終盤に色んな経験をして思ったことは、AT/EMだとATとしての成長見込めないなということです。もちろんは成長はすると思いますが、そのスピードはきっとクリニックやAT専任でのチーム所属には軽く及ばないと思います。

そのことに少し悩んでいた自分に面接中のオーナーがはっきりと言ってくれました。明快な自分にドンピシャな答えでした。

感謝

それでも Jr. A というジュニアホッケーでの最高レベルで、しかもカナダで一番レベルの高いリーグのチームで働けたことは大きな僕の財産です。留学中に全く縁がない国民的スポーツにいきなりフルタイムで働けた、そしてそれが少しずつ人脈を広げるきっかけになったと考えるともう十分メリットを享受できたなと自分で自分を納得させることができます。

去年の今頃からがむしゃらに手紙で履歴書を送りまくった日々が、人と人を繋ぐことになり、結果当時のヘッドコーチにすぐ来て欲しいと言ってもらえることになった。そして本当に1年にも満たないBC生活でも常に助けてもらってばかりで、感謝を伝えなくてはいけない方々は多くいます。本当に人の縁に恵まれているなと思います。

これからお世話になるオーナーには、「君の海を越えてやってきてここまで来た経歴と努力に惹かれた。そして、自分が昔そうしてもらったように若い君にチャンスをあげたい。」と言われた時はちょっと胸が熱くなりました。本当に。

神様っているんだなとしみじみ思います。

引っ越し

オーナーからはしっかり準備してから来なさい。こっちは全く急かすつもりはないと言ってもらえたので、とりあえず2週間後のバンクーバー出発を目指します。

バンクーバーにいる方!最後にお会いできたら嬉しいです。

また引っ越し近づいたら更新しますね。

ではでは。