カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

近況のお話〜戦略的我慢ができないから副業始めました。〜

お久しぶりです。

長らく更新していませんでしたが、これもまあ怠惰なところが大まかな

理由とそこそこ忙しいような、それとも現実逃避したくなるような日々というか。。。

あんまり良い意味の忙しさで更新できなかったっていう訳ではないです(笑)。

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アメリカで働くチャンス出てきました International Arrangement

どうも前田です。

数日前にCATAからのメールでとあるお知らせを受けまして、2019年にCATAが脱退した資格互換制度 MRA (Mutual Recognition Agreement) が新たに形を変えて International Arrangement という形で、新たにイギリスを加える予定で発足しました。

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クリニックでATとして働きはじめての感想

どうも前田です。

6月の半ばにオタワへ引っ越してはや3週間。早かったなあ。

そこそこ引っ越し関係の書類手続きに終わりが見えてきてるのが嬉しい今日この頃です。

あ、2回目のワクチンも終わりました。あとは日本の国境次第で年末帰国ありえるぞ〜!

3週間たった感想

 やっぱりクリニックはクリニックの時間の流れ方するなあとしみじみ。ホッケーチームで働いていた時とは全く違う時間の流れ方です。

そんな時にふとこの記事を思い出したので。本当にこの記事はすごく的確だといつも読む度に思います。先輩すごい。

blog.livedoor.jp

そして今の職場の外観

 

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NHLチームの練習施設内にあります

見えてきた現実

やはりATの一般層への認知度は低い

このことは知ってはいたけど、これほどかとも思い知らされました。受付の方々がなんとか自分を電話越しに勧めてくれていても、Athletic Therapy?? What's that?? となり結果なんか別にいいやとなってしまう場面を結構見てしまいました。。。結構ショック。

学校ではこういう現実を強調した方が良いと思うけどなあ。そのための実習があるとは思いますが。。。

クリニックでのPTとの違いが分からない

自分の数少ない患者さん達全員にPTとATの違いを聞かれ、説明する度に「そうだよな〜。わかりにくいよなあ」と思っちゃいます。

説明です。

PTの専門分野は非常に広く、心臓系、神経系、内科系の病気へのリハビリ等ありますが、その中の一つに Musculoskeletal 筋骨格系があります。対するATは筋骨格系一本です。筋骨格系についてほぼ3〜4年かけて学びます。つまりATは狭く深くのカリキュラムと Scope of Practice (職務規定?)になっているんですね。でも多くのプライベートクリニックで働くPTは筋骨格系をメインにするので、結果ATが埋もれるという。

あとはATはフィールドもあるけど今回はクリニックの話なので割愛。

プライベートでの保険でカバーしてない=No Thank you

もう全部これ。結局これ。みんな自腹を切ってわざわざ保険でカバーできる(つまり自腹ではない)フィジオを蹴って、Athletic Therapy 選ぶかね?

この壁はあまりにも高い。

治療手技、テクニックに制限がある

ATができる手技やテクニックはPTやカイロプラクターもできますが、逆は無理です。自分が働き始めてこれ良いなと思った手技やテクニックはいくつかありますが、その中の一つはPTしか認められていないものもあります。PTの法律で認められている治療テクの拡張性の高さは素直に羨ましい。

そういうことを経験するとくそおおおおおおおおおおとなりますね(笑)。 

伸び代

そうは言ってもこの状況は某リトルホンダに言わせれば伸び代でしかないので、その伸び代を書いていこう!

保険は交渉だ!

地味にですが、ATもゆっくりとプライベートの保険の範囲に割り込もうと職業団体なり(CATA)、州支部が交渉してきたようですが、まだ全然足りない。

うちのオーナー曰く組織」に期待するのはもう疲れたし、諦めた。あのままじゃ死ぬまでにこの状況を脱せないとのことでオーナー自身で色々動いてるようです。 自分は交渉なんてできる立場や評判もないひよこなので、そういう立場の方々に感謝しかありません。

闘い

まあ、一個悪口をいうなら Athletic Therapy の色んな意味での立場を上げようとすると、PTとカイロの団体からのかなりの嫌がらせや反対を受けるようです。つまりはセラピストという職業においての既得権益を守る闘いでバチバチなんですね。まあみんな生活かかってるからな。

営業活動が鍵

見知らぬ土地に来て、新規の患者さんが欲しいなら行くしかない。もう営業はやってますが、これからも手を緩めるつもりはありません。こればかりは飛び込み営業。やってみて思ったけど、飛び込み営業ってキツイな(笑)。静かにメンタルがやられる。

ただ、別にノルマがあるわけでもないです。が、ゆくゆくは完全歩合制になると分かってるのでやるしか無いのよね。ここでためらったらお金入らない。

セラピストとしての成長

まあ、履歴書 (Resume) で自分の経歴とスキル書けば分かる。薄い。

そして患者さんを数人持って分かる。知識と経験足りねえ。

こっから。今は底辺。 

コロナが終わればいろんなスキルやテクニックのワークショップが開講され始めると思うので、いくつか自分が興味あるやつをどんどん受けるつもりです。

将来の展望

年収をどんどん上げる

お金大事。時期を見ていずれ完全歩合制に移行するので。

どこからか声がかかるほどスキルや経験を身につける

クリニックで働く最大のメリットはスキルと経験を効率的に得られるということです。スポーツチームで働く方が経験を得そうな感じが一般的にはありますが、実際は頻繁に起こる怪我には競技によるパターンや偏りがあります。だから、稀に珍しいケースに遭遇したりすると頭をフル回転させるのですが、基本的にチーム所属は怪我のバラエティーに富んでいるかと言うとそうでもないと自分は思います。チーム所属のATに求められるのは「いかに早く競技復帰させるか」なのでそれはまた別のスキル、経験になるのかと。

今の自分が持つスキルや経験というのはひよこレベルでして、これではNHLとか他のプロチームは夢のまた夢です。フィールドで求められるスキル云々よりも、根本的なセラピストとしてのレベルを上げないといけないので今は本当に勉強の毎日です。

正直ジュニアホッケーチームに一年間いたときよりも何倍もの種類の怪我を既にこの短期間でみてます。え?これはどういうことだ??という焦り&頭のフル回転を結構な頻度でやっていてしんどい時もありますが、楽しいです。

これを繰り返していけばいい感じになると自分でも思います。

最終的には、見てる人は見てるということもバンバン期待してます。だって、基本野心は隠さないタイプだし(笑)。トロントラプターズの方見てたら連絡ください!:)

一番近くて遠いチームを今から目指す

これについては以前の投稿でも述べたように、所属しているクリニックは地元のNHLチームの練習施設の中にあり、オーナーがそのチームのメディカルディレクターです。

まさに、一番近くにある目標地点ではありますが、そこに辿り着く困難さを同時に痛感しているのも事実です。オーナーが話す内容から聞けば聞くほどそこに行くには本当に難しいです。

ですが、正直前のバンクーバーのジュニアホッケーチームにいた頃なんかは全くNHLとの個人的繋がりを作れなかったのに対し、今は目指すポジションにいる人とほぼ毎日顔を合わせるので、こんな幸運はありません。あとは自分の行動と成長次第だと思ってます。

まとめ

今は地盤固めの時期で100%の我慢が必要だと分かっているので、あまり落ち込んだりせず地道なことをコツコツしていくつもりです。

オーナーの優しさや伝えてくれるビジョンで今はモチベーション高いので、多分大丈夫!完全にノセられてるなとは分かってるけどそこはもう全力で乗ろうかと!

 以上。近況報告でした!

 

 

カナダの黒歴史にまた新たな事実。

どうも前田です。

今回は結構前に書いたカナダの黒歴史、先住民について一ヶ月前にとある新事実が発覚してこれが社会問題になったので、かなり短く投稿しようと思います。

短い理由は、You Tubeでテレ東の良い動画を見つけたので後は見てくれということで!

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【告知】オンラインでライブ対談することになりました!

どうも前田です。

題名とは関係ありませんが、無事オタワへの長距離ドライブ終えました。詳しいことは後日投稿しますが、そんなことよりも大事な告知が一つ!

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