カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

アメリカで働くチャンス出てきました International Arrangement

どうも前田です。

数日前にCATAからのメールでとあるお知らせを受けまして、2019年にCATAが脱退した資格互換制度 MRA (Mutual Recognition Agreement) が新たに形を変えて International Arrangement という形で、新たにイギリスを加える予定で発足しました。

 

jin-athletic-thrapist-at-wpg-ca.hatenablog.jp

 ちょうどCATAが脱退した時の記事があるので、ここに載せておきますね。

資格互換って?

要は自分の立場でいうと、Certified Athletic Therapist はアメリカのBOC試験を受けることができるんです。別にアメリカの学校行く必要もないくただ試験を受けて合格すれば晴れてBOC-ATCになれる。

それを他の国の有資格者もカナダに対して同じことを行うことができるというものです。

順大の先輩方が解説!

もう順大の先輩ATの方々がすでにブログやYoutubeで解説されているので、引用します!ぜひ両方みてください。

blog.livedoor.jp

こちらはプロサッカーチームで働いている先輩のブログです。

そして、


www.youtube.com

こちらはアメリカのATプログラムの教員をされている先輩の動画です。

以前対談させて頂いた際にこの以前のMRAを利用しようとしたけどCATAがやっちまったという話をしていたので、何たる偶然(笑)。

実は。。。

自分は偶然この対談前にCATAのトップの方々と直接別件でお話してました。別件と言っても内容は「もう少しカナダのATプログラムを希望する留学生への支援の枠組みを作れないか」というもので、その中で自分がMRAについて言及した際に「もう少ししたら発表することがあるから待っててね(笑)」と含んだ言い方で言われました。その時は自分のアイデアを伝えることで精一杯だったのであまり気にしてませんでしたが、まさかだった(笑)。

前田はどうするの?

利用しようと思ってはいます。柴田先生との対談で言ったように、元々アメリカで働きたいけどリスクマネジメントとしてカナダがまず欲しいという考えを順大にいた時は持ってました。カナダの就労ビザの利点を第2オプションとして使って、アメリカのプロチームへ!と考えていたのですが、あの頃と考えが変わっているのも事実です。

カナダでのATクリニックに可能性を感じる

カナダのATの利点はクリニックでの開業権。今クリニックで働いてほぼ2ヶ月相変わらず患者さんの獲得に苦労してます。正直フィジオセラピストが最上級に羨ましいくらい。カイロプラクティックとかはもうそれを通り越して怒り(笑)。カイロプラクターがなにかやらかした後に自分を訪ねて来られる患者さんの話聞くと怒りが(笑)。

でも、可能性は感じます。うちのオーナーATもかなり動いてます。彼もNHLチームの業務で忙しいはずですが、こっちの方により力を入れていくと語ってました。

オーナー曰く30年間CATAはしくじり続けて、あらゆる対立を避けて弱体化してきているからもう見てられないと。若い世代がじゃんじゃん収入を得るようになるべきと。

将来的に自分がクリニックオーナーになれるかもというのはでかいですし、クリニックという職場は楽しいです。そして、すごく勉強になります。今の現状は決して楽ではありませんが、挑戦に対しての希望はあります。

カナダが好き

これがデカイかな。気に入っちゃってる部分あります。こんな寒いだけの国なのに(笑)。

でも、夢は諦めてない

だから取るつもりです。でも本当にアメリカへ行くか?と言われたら微妙。アメリカに頻繁に行く職場へ応募する際のアドバンテージになるから取るって感じになるかなと。プロチームは一応数は少ないですが、カナダにもあるので。しかも、自分の場合は本当にかなり身近にNHLへの道があるので

現実考えると。

でも本当に思うんですが、アメリカのATへのコネがないのにどうやってアメリカの目指したい職場にたどり着けるんでしょうかね?そこは自分でも真剣に考えるべきところですね。

アメリカのATCがカナダへ!?

このことを順大の先輩ATCの方々はおっしゃってますが、ぶっちゃけそんな甘くないよ。とは思いますね(笑)。自分の知っているATCの方でシルク・ドゥ・ソレイユを目指されている方がいるのですが、そういう世界的な大きい職場だとありだと思います。

でも、それ以外のローカルな職場、プロスポーツチームにおいても普通に厳しくないかとは思います。一応文化は似てても違う国ですからね?Eh? 

カナダ人でもATの仕事を得るのにかなり苦労してますもはや慢性疾患です。自分は本当に幸運ですが、それでも一応一年間のうちにカナダの真ん中から西海岸、そして東海岸とオファーがあれば迷わず引っ越すという犠牲を払っているからこそ絶えずATの仕事を得ているのは事実です。

そして、前のホッケーの仕事も、今のクリニックの仕事も人脈と Reference による評判によるものなので、カナダで築いてきたものがベースにあります。そして自分はかなり色んなところに手紙を書いたりメールを送ったりしているのので、そういうアクティブな部分が無いと仕事が得られないのも事実です。

最近とあるジュニアホッケーチームのGMからどこから紹介されたのか、直々にジョブオファーの連絡を頂いたのを踏まえても、あの無差別手紙攻撃も無駄ではなかった(笑)。

なので、アメリカに残れないからカナダでいいやと思っていくと痛い目見ると一応カナダのATとして忠告しておきます。

 

今回は久しぶりの更新に相応しい世界的な大発表についてのお知らせでした!

ではでは。

P.S. CATAはいつになったら早く僕の案を実行に移すのかな?