カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

副業が終わりました(またクビになった)

どうも前田です。お久しぶりです。

ブログだいぶ書いていませんが、理由は至ってシンプル。未だに低空飛行中かつ人生の迷人なので、書く気分になれないなという。

さて、今回の題名、副業が終わったというのは自分が10月からやっていたオタワ郊外(オタワバレー)のど田舎にあるクリニックとの週末でのパートタイム契約の更新をしないという結論を2週間前にオーナーATから告げられました。突然ね。自分は土曜日と月曜日のシフトで働いてました。

 

一応6月に更新の予定でしたが、君とはしないよ!と言われ、青天の霹靂。でも、なんかそんな重いことを言われる予感があったというのも事実。

とりあえずは、お互い落ち着いたトーンで話していましたが、自分の性格上徐々に怒りが出てくるタイプなので次第に「うーん、あなたの言う建前の理由では契約更新ナシには弱い。本当の理由は?」といった感じの質問をしていき結果本音が分かりました(笑)。だって、最初はなんかえらく褒めちぎって、こちらが悪いのよとか言ってくるので、本音じゃない感プンプン(笑)。

やっぱり性格悪いな〜、自分。

結論

結論としては自分と向こうの認識に修復できないズレがあるな〜と。

自分の意見

例えば、土曜日の予約が中々埋まらないことが多く(0件とか1件だけとか)、そこにわざわざ2時間かけて運転して日曜日もわざわざオーナー宅の地下室で生活するよりは、その予約を次シフトの月曜日に移して月曜日を満員の予約にした方がいいなと自分は思ってました。自分の週末のQOL上がりますからね。見知らぬど田舎で、しかも住んでる訳でもないところで、日曜日過ごすのはつまらないです。飽きました。

オーナーの言い分

でも、向こうの言い分は違います。向こうとしてはそうやって1件だけ土曜日の予約を継続してキャンセルしていったら、それは土曜日はの予約は増えないよと。しかも、雇用契約書にはあなたは必ず土曜日に働くということになっている。そして何よりあなたは Employee (*ここすごく大事)だから本来あなたにスケジュール管理の権利はなく、会社が決めるのだと。だからあなたが度々土曜日をキャンセルしてるのは契約違反だと。

たとえ、自己研鑽のセミナー参加だろうとね!!(*これには素直にびっくり)。

重要な要素①

ここで述べておくことがあり、なぜ自分が1件の予約だけの為に行くのが嫌かというと、ガソリンが価格が今暴騰しているからでもあります。今オタワでは1リッター200円です。もう一度いいます、200円。そして私の車は昔の2代目ハリアーというそこそこデカイSUV。そして高速使って片道2時間。それを毎週末。

重要な要素②

6月から実は2人の新AT達が州を跨いで「移住してきて」入社することが去年から決まっていました。それは自分が入社した時には聞いてました。だからこその5月末で切れる契約にしておいたのでしょう。まあ自分でもそうするなとは思いますがね。その前に契約更新に値するか評価した結果、Employee のくせに土曜日の件で揉めるから、更新ナシ!となったのでしょう。それにおそらくですが、オーナー的にはこれまでの8ヶ月間で自分をその田舎に移住へと気持ちを傾かせる魂胆があったように思います。ただ、自分は死んでも日本食のアクセスがない所には住みません。断固たる決意!

そりゃー、わざわざど田舎に移住してくる新人二人の方が経営的にも優先度高いので自分は大してそこまで必要ではなかったのでしょう。ただ、自分が受け持ってきた患者さんは全部その新人二人に流すそうで。まあそこはご自由に。ただ、すごーーーーーーーく念押しされましたけどね。「患者さん持って行くなよ」と。誰がたかだか治療の為に2時間かけて運転してわざわざオタワに来るのよ。なーに言ってんだかと内心思いながら、もちろん数人の方には問い合わせもらったので、教えました。本業のクリニック。

Employee と Independent Contractor / Self-Employedの違い。

これ大事。北米でセラピストするなら大事、とても大事。Employeeは日本で言う正社員。一見これが主流に思えますが、医療セラピスト系の主流はそうではなく Independent Contrator / Self-employed が主流です。いわゆる、自営業、フリーランス。Employee 雇用は珍しいです、この業界。もちろん正社員なら有給とかありますし、大きいクリニックなら育児休暇が用意されていることもあります。

ただ、この業界って個人にクライアントが付くことが基本ですし、歩合が基本なので正社員にはしづらいですね。何よりせっかくセラピストになった強みである、自分のスケジュール管理ができるという利点を考えるとまあフリーランスがいいかと。従業員にはない経費というものも計上できるし。

自分は就労ビザの関係で Employee のみ可能なんですね。なので、そこはメインのクリニックとその田舎クリニック両方のオーナーさんが Employee で調整してくださったところに本当に感謝しかないです。だから、自分もまずはこの田舎クリニックのオーナーには感謝です。これは本当に思ってます。終わり方が予想外でしたが、宣告されたその日の夜に「まあしょうがないかな〜」と思えたのできっとそういうタイミングだったんだなとスッと腑に落ちました。

教訓

契約書はまじで全部読んでおくべし。気になったところは質問、交渉すべし。こっちの契約社会は想像より揉める(笑)。自分はまあそう契約書にサインしたからなあと諦めましたが、今思えばもう少し柔軟にスケジュール管理できる権利を明確に記載すれば良かったな。まさに人生の教訓。念の為この一文入れとこうみたいな。

これから

本業のクリニックにて週5で働きます!そして何より7月日本に帰ります。

とりあえず日本に帰るまでは大きな動きはないと思いますが、依然として自分のキャリアをどう進めるかの悩みはあるので、オタワを出る可能性も十分あります。やっぱり自分はスポーツチームで働きたいなという思いが強いのもあるので。でも、今は自分のスキルと経験を積む期間だと思うので、機が熟するのを待ちます。

こんなこと言ったらあれですが、この1件は次のチャンスへの始まり、繋がりとなるような気がしてるんですよね。こういうの曖昧な感覚は昔は信じてないのですが、過去2年間の経験で自分の第六感的なものは正しいのかもと。違ったらダサい(笑)。

以上、またクビになった報告でした!

ではでは。