どうも前田です。
つい先日ようやく開幕にこぎつけたBCHLの2020/21 のシーズンが終わりました。
全20試合を無事中断等なく終了できたのは本当に幸運でしたし、他のジュニアホッケーリーグを見ているとBCHLはとてもうまくいったと思います。リーグ内においてクラスターの報告が無かったことはリーグ関係者含め、本当に多くの人の努力の賜物ですね。選手もあの年頃でかなりの行動制限があったのは相当ストレスだったと思いますが、よく辛抱してこのシーズンを成立させてくれたなと今では思います。。。
実はコロナ感染して隔離してた
そんなシーズンの中で自分は4試合欠場しました。実はコロナに感染してたんです。
今回これを記事にすべきか迷いましたが、コロナの経過についての個人例があまり無いなと感染後のネットサーフィンで気づいたので書こうと思いました。
この記事を読んで、マジでコロナに感染しないように気をつけよう!となることをめちゃくちゃ期待します。
ややこしい事情
実はですね、PCR検査で陽性反応が出る2日前にファイザーの一回目のワクチン接種をしてました。それで接種したその日の昼寝後から複数の症状が出てきて、てっきりこれら全てがワクチンの副作用だと思っていたんですね。んで、中々長引くな〜と思ったらまさかのPCR陽性反応。
なんでPCR検査しようと思ったのか
自分のリーグは毎週全チームの全関係者に簡易抗原テストキットでの検査を義務付けていて、自分はATとして検査官をしていました。その日も選手を検査する前に自分を検査したら、まさかの陽性反応で、念の為もう一度試してみたら陽性反応。
えええええええええええええええええええええええええええええええ
となって上司にPCR検査行ってこいと言われ、即受けました。最初はワクチンのせいだ!と思ってましたが、ファイザーのワクチンにはそれは関係ないという政府サイトでの回答を見て素直に感染したのだと悟りました。
主な症状
- 高熱
- 頭痛
- 下痢
- 腰痛
- 嗅覚喪失
これが自分のコロナ感染での症状で、PCR検査した日の朝に嗅覚喪失が発生し、これはもしかして阪神の藤浪晋太郎選手と同じパターンじゃないかと疑ってました。だから選手を検査する時間よりかなり前に来て自分で抗原テストをしようと思い立ったんです。そしたらビンゴでした。陽性反応を確認してから気づいたのは、そういえば今日熱っぽいなと。自分の体調についてあまりにも鈍感であることを今回思い知らされました。このパンデミックにおいては自身の体調については敏感であるべきだと本当に思うので、これを読んでいらっしゃる方は少しでも体調がおかしいなと思ったら、休んで検査しましょう。周りを感染させたら最悪ですから。
経過報告
1〜3日目
上記の症状全てありましたが、問題は高熱。解熱剤を飲みつつも38℃超えが常でして、体温測るのが怖くなりましたね。なぜ怖かったのかというと、コロナ感染の経過の傾向として「高熱が3日以上続く人は重症化しやすい」というものがあり、そこに当てはまるんじゃないかと本当に怖がっていました。最初の3日は多くの連絡業務があり、精神的にもとてもきつい3日間でした。
4〜7日目
熱が38℃以下になり、それに伴う身体のだるさや疲労感が軽減されることに少し安心できました。嗅覚喪失以外の症状が軽くなっていったのもこの時期です。その反面、嗅覚喪失が中々戻らないことにちょっとした絶望感を味わいました。
8〜13日目
体温はほぼ平熱で上記の症状も消えつつある中で、ついに嗅覚が戻りました!50%。それでもとても大きいことでした。嗅覚が無いと本当に食欲が湧きません。食べるという行為は匂いによる情報(喜び)がないとただの疲れる運動にしかなりません。最初の3日間は本当に水以外は何も口にしたくなかったのですが、それは逆効果だと分かっていたので、主にフルーツを中心に食べてました。問題はフルーツの味がしないので甘さしか感じないということでした。
14日目 社会復帰
今現在(18日目)
完治。だが、嗅覚がまだ50%のまま。皆さん、怖くないですか?この後遺症がいつまで残るのか分からないんですよ?味がまだぼんやりと消えやすいんです。これが現実ですから。
自己隔離の方法
- トイレの時以外部屋から出ない
- 食料品と水はスーパーの宅配サービスを利用
- 薬局で買うものは全て大家さんに買ってきてもらう(本当に感謝)
- 普通の食事できるようになったら、食事は基本UBER EATS等の宅配サービスに依存
- 毎回共用トイレ利用時は除菌シートと漂白剤(ブリーチ)でトイレを完全除菌して去る
- 換気を頻繁にする
- 頻繁に手を洗う
- 個人部屋からでる時にはマスク&使い捨てゴム手袋着用
- ルームメイトとシェアしている物全てを定期的に除菌シートで拭く
- シャワーを避ける。。。しばらくは
保健所からの連絡
PCRの結果が分かって2時間後には感染経路についての電話問い合わせがあり、そこで正直に話しても分からずじまい。ただ、問題だったのは自分がBCHLの一員ということで色々と政治的判断を要する案件として、保健所とリーグ側で話し合いがあったようです。その感染報告についても自分はかなり慎重に言葉を選んでお話をしました。とても頭を使った作業で、電話が終わった後は疲れで即昼寝したのを覚えてます。
ただ、その結果コロナプロトコルの遵守が確認されたということで試合・シーズンの続行が決定されて本当に自分は肩の荷が降りました。自分のせいでチームの試合が流れてしまうのが一番恐れていたことなので、この決定は嬉しかったです。
コロナで感じたこと
コロナの重症化は感染から7〜10日目に起こるということで、一種のロシアンルーレットのような気がして重症化したらどうしようと常に不安でした。そして自分の一番の問題は「孤独」でした。これがキツイ。コロナで精神的に病む人が多いと言われる理由が分かりました。コロナは看病してはいけない類のものなので、本当に隔離です。この時の孤独感はヤバいです。海外に一人で住み、強制隔離生活をしている時の母国への帰国を熱望する気持ちは半端ないです。親にもかなり感情的な電話をしてしまうほど、精神的なダメージが大きかったです。人生そのもの少し絶望してしまうほど。
もし皆さんの周りの誰かがコロナに感染したら、本当に話題は何でもいいので連絡してあげてください。本当に冗談抜きで社会から断絶されている時の鬱になりやすさはすごいです。ほっておいてあげるのが優しさという日本の美徳は今回は当てはまりません。
実はコロナ感染で自分が計画していたシーズン後の予定が吹き飛びました。それは夏の間の仕事の面接がキャンセルになったり等ですね。それもあってメンタルにきてました。
まとめ
これを読んでお分かりの通りコロナに感染すると本当にろくなことになりません。ですから、普段からの習慣を徹底して予防されることを強くおすすめします。また、もしコロナにかかっても隠す必要はないと思います。ぶっちゃけ自分のような家と仕事場を車で往復する生活でも感染したので、もう感染する時はしますよ。でも、確率を下げる努力は放棄すべきではないので!
コロナ感染=感染者が悪いという今の流れが少し変わるといいなと思います。
本当に皆様気をつけてください。
ではでは~。