どうも前田です。
ようやくこの大学の紹介です。おそらく唯一日本人卒業生達を持つマウントロイヤル大学ATプログラムです。アルバータ州カルガリーにあります。実際に僕はここを訪れました!カナダに来て三ヶ月の夏に、どうしても日本人CATに会いたいとウィニペグ大学のディレクターからマウントロイヤル大学のディレクターに話を通してもらい、結果一人の卒業生の方に来て頂き、この大学のATプログラムの施設内を紹介していただきました。また、経験談を含め色々な情報を頂きました。
先に吐き出しておきます。本当にしょうもない話ですが、カルガリーの女性本当に綺麗な人多いです。カルガリー来てすぐに気づきました(笑) マニトバがあれなのか(笑)、カルガリーがすごいのかはわからないですが、とにかくカルガリーは美人多いです!
気を取り直してまずは場所から。カルガリーのダウンタウンから少し外れた、見た感じ高級住宅街周辺にあります。まずは写真貼りまくります。
ここは多分マウントロイヤルのAthletics の建物の入口付近かなと?
かっこいいですよね。クーガーズって。
こういうの憧れるなあ、、、
ここがメインの教室で授業はほぼここでするそうです。
毎年30人が在籍。
マウントロイヤル大学もウィニペグ大学と同じで学内でATクリニックを運営しているそうで、そのクリニック内部です。ただ、やっぱりクリニックに日差しが差してるのは良いですよね(笑)こっちは地下室だもの。
では基本情報いきましょう。先に言っておきます、この大学に関しては既に卒業生の方々が情報を色々と公開していらっしゃいます。いつものグーグル先生で「カナダ アスレティックセラピスト」と検索したら出ます。情報提供者の数が少ない分、確実にその方々のブログ等にたどり着くと思います。 そしてそちらの方が良いです、当然。
ですが、一応行きましょうネットに公開されている情報を基に!ただ、あるAT専門留学エージェントのHPで載っていたウィニペグ大学の記述は在籍する僕がちょっと違うと思ったところがあるように、HPベースの情報は一応ざっくりとした参考として利用してください!
2年制の定員30名
以前は1年制だったらしいですが、2年制に変更となったそうです。1年制てどんなスピードで進んだらあのATプログラムを完了できるのか想像もできません。自分は断言できます、自分は100%卒業できません。定員30名ということはウィニペグ大学とは違い、最初から最後まで同じメンバーでまとまって過ごすということだということです。そっちがいいなあ~。
既にスポーツ科学系の学部を卒業した人対象
ここがこのプログラム最大の特徴で、学部卒業済が前提なので、日本の大学を卒業してカナダでATになりたいと思う人にとって、カナダ中のATプログラムで最短の2年で修了できるここは魅力的で、そこが日本人の卒業生を唯一輩出している理由だと思います。時間とお金を両方セーブできるプログラムだと思います。
入学するまでの過程が複雑かつ大変
その大幅なプログラム期間の短さを支えるのが入学前の多くの条件です。まず、卒業した大学の授業の中にマウントロイヤル大学の (以後MRU) 指定する「履修しておくべきクラス」があるかの確認が必要です。
また、ATプログラム限定でなくMRU全体としての出願条件のところに、English Language Arts 30-1, Mathematics 30-1, Biology 30 の成績があり、これがどうやらATプログラム志願者は90%以上を取る必要あるみたいです。まず、ここでよくわからない。
で、既にスポーツ系の学部卒業が前提のこのプログラムは以下の科目を絶対に過去に修了してるのが条件です。また、授業内容の説明の為、英語のシラバスの提出も必要みたいです。
- Human Anatomy (機能解剖学)
- Prevention & Care of Athletic Injuries (傷害予防とケア)
- Human Physiology (生理学)
- Introductory Flexibility & Relaxation (柔軟性とリラクゼーション)
- Introductory Strength Training (ストレングストレーニング)
- Exercise Physiology (運動生理学)
- Biomechanics (バイオメカニクス)
順大ならば日体協ATのカリキュラム校なのである程度カバーしてますからまだ安心できそうですね。
そして、AO(入学管理局)から「条件付き入学許可」を貰ったら、次のステップは入学予定の9月より前に4つのクラスを受講することです。
1) HPED 2050 - Professional Practice (3 credits)
2) First Responder for Athletic Therapy*
3) Taping and Prophylactic Support
4) HPED 2112 - Clinical Musculoskeletal Anatomy (3 credits)
その後「最終的な入学許可」が出るそうです。このそれぞれ条件付き・最終的入学許可の基準は新しい順で履修してきた授業のGPAの高得点順とのこと。
結論。ATプログラム始まる前から競争に次ぐ競争、よくわからない。とりあえずこのATプログラム入りたい人はプログラムディレクターとググって出た卒業生の方にメールしましょう!つまりは時間をかけた準備が必要ということです。こういうメンバー固定のプログラムは一回やらかしたら翌年まで待たなくてはいけません。日本人はこの入学条件に加えて英語もおそらく障壁になります。全てを入念な計画のもと行ってください。
英語力
入学に必要な英語力は、TOEFLで83(各セクション20点以上) & IELTS 6.5 (各項目5.0以上) です。個人的に注目したいのはIELTSです。ウィニペグ大学はTOEFLは80点ですが、MRUは83です。TOEFLを受けた方はお分かりだと思いますが、この3点高いというのは嫌ですよね。1点の重みが結構あるので。一方、IELTSは同じです。そしてまだ全部の確認はしていませんが、ほとんどのATプログラムの入学要求スコアはIELTSは同じで6.5です。つまりIELTSを勉強したほうが English Language Requirement でのチャンスが広がるということです。ただ、難点は日本は断然TOEFLが有名なんですよね〜。出版される専用参考書の量が違います。
学費
学費についてがんばって詳細な額を見つけようとしましたが、僕の英語力では無理でした。Domestic つまりATプログラムのカナダ人の学費は1年でCAD$6,600 でした。でも、どうしても留学生のATプログラムの学費がわからず、ネットに載せてあった一般的なMRUの留学生の学費を載せます。ただ、おそらくこの額に近いと思います。どうやらこの大学も留学生にはカナダ人の3倍以上の学費を課しているので。
このトータルは「キャンパス内の寮に住んだ場合」です。気になる学費(Tuition Fee)は CAD$21,500 以上つまり日本円で1年で約183万円以上(1CAD=85円と仮定)となります。2年で卒業できるなら十分価値ある金額だと思います。
基本情報ついては以上です。またこの情報を踏まえ「超主観的な」個人的意見を述べたいと思います。
ではでは。
***後日この大学について投稿したアップデート版です。
jin-athletic-thrapist-at-wpg-ca.hatenablog.jp