カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

学費を劇的に抑える方法(仮) & Manitoba Provincial Nominee Program (マニトバ州永住権推薦プログラム)

どうも前田です。

今日たまたまある方とあって思い出した内容なんですが、カナダに留学したいと思った時に、学費を劇的に抑える方法があります。ですが、はじめに言っておきますが、うまくいくとは絶対保証しません。むしろ厳しいかもなあ〜くらいです。

それは「まずワーホリでカナダで1年働いて永住権申請、取得して大学入学」です。これ以外だともう「カナダ市民権もしくは永住権保持者と結婚する」になりますが、それはもう頑張ってねくらいしか言えません。

このワーホリを利用する仕組み、多くの日本人の方が行ってます。成功例多数です。特に人気のない都市ならば州のプログラムを利用して成功しやすくなっています。マニトバでもMPNPを利用して今もまだ実践している方々がいます。

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では、永住権保持者と留学生の学費はどれくらい違うものでしょうか。1年30単位を履修するとして、

市民権、永住権保持者: CAD $3675 = 31万ちょい (1CAD=85円と計算)

留学生: 124万円 (1CAD=85円と計算)

といった感じで、4倍違います。そう考えるとなんとしても永住権欲しいですよね。

そこでまた州独自の永住権プログラムにまた戻るわけなんですが、実は去年末にこのプログラムの改定が決定、今年の11月よりリニューアルすることになりまして、ちょっと厳しくなりました。

National Occupational Classification

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簡単に言えば「職業分類リストの導入」です。職業のスキルレベルごとに取得の速度が変わったということです。マニトバ州が求める高スキル人材はより早く永住権申請への条件を満たすことが可能になる反面、それ以外の職業ですと遅くなる可能性が出てきました。遅くなるというのは申請に必要な同一雇用主の下での継続労働期間が伸びるということです。その遅くなることがどうやらワーホリ利用での永住権申請の大きな壁となるようです。

ワーホリで主に従事する仕事はレストランのサーバー、飲食系の調理とかしか無知な自分は思い浮かびませんが、これはカナダ政府の職業分類リストですと高スキル人材以外への分類&マニトバ州の求める人材でない場合がほとんどだと思います。理由は現地での教育歴や専門資格の有無などですかね。

この流れはおそらく他の州にも起こっていると思います。自分がちらっと見たところでは、マウントロイヤル大学のあるアルバータ州の永住権ノミニープログラムも職業リスト上でのスキルのレベルごとに違いがあるようでした。

今後について

ですので、今後このスキルによる分別が施行された後は、ワーホリ=>永住権申請、取得=>大学入学というプランは注意深くプランを立てないと成立しない可能性が高くなるので、注意してください。例えプランを立てられてもリスト内の狙った職業で働けるかはまた別ですし。

マニトバ州は依然として移民に優しい州ではありますが、昔ほどではないということです。詳しく知りたい方はエージェントのHPとかに情報はあります。もし、ブログでよろしければ、自分がかなり参考にしているマニトバ州在住の方のブログがありますので載せておきます。すごく詳しいです。

マニトバポータル | マニトバ在住者によるマニトバ情報

ではでは。