どうも、前田です。
今回は自分が留学しているウィニペグという街について紹介したいと思います。
まずは場所から
この赤い箇所がマニトバ州でして、その州都がウィニペグです。これを見れば分かる通り、結構カナダの真ん中あたりにあって、とても位置関係を説明し辛いところにあります。また、地図上にあるように中に大きい湖があります。他にも大きな川が複数あり非常に水が豊かな地域である反面、水害もよく起こるそうです。まだ自分は経験していません。
んで、ちょっと見づらいですが、ウィニペグはマニトバ州のかなり南に位置しています。
このウィニペグという街、以前述べた通り非常に不人気な街なのです。僕自身カナダの他の都市に旅行の際住んでる場所を聞かれて答えると、まあリアクションが似てます(笑)。ではその街の特徴としては、
1. カナダ人も嫌がる極寒の地
ウィニペグの冬は寒いですし、長いです。10月末頃には気温一桁とかあったような、そこから雪がいきなり積もり、気温が一気に下がり、平均マイナス20度前後に収まります。平均は平均ですので、当然マイナス30度より低いこともしばしば。そして恐ろしいのが体感温度。こっちにきて結局気にするのは気温でなく体感温度。風などの影響は凄まじいです。一度体感温度マイナス44度前後という日があり、街が麻痺状態となりました。あと雪も時々猛烈に積もり街を麻痺させます。こんな冬が1−2月をピークにして、3月末から4月の半ばまでマイナスの気温を維持していきます。
つまり半年以上は日本の感覚で言う「冬」です。なので、ウィニペグの気候は「冬とそれ以外」が正しい表現です。
ただ、一方でこんな感じで楽しめるのかも?スプリンクラーを冬に放射してみたみたいな、、、
A Sprinkler in Winter? -48C / -57F, Winnipeg, MB, CANADA
2. かなり治安が悪い
毎年安定して犯罪件数カナダで上位ですし、過去にはカナダで最多の年を何度も獲得している街です。内容もヘビーな犯罪が多いです。特にダウンタウンはひどく治安が悪く、ダウンタウンのド真ん中に位置するウィニペグ大学はその影響を大きく受けています。僕が在籍している間でも、置き引き、教室内侵入かつ傷害強盗、大学近辺での強姦被害が発生しています。実際に自分もロッカーの鍵を破壊され中の物をを盗られました。ね?すごいでしょ。街を歩けばホームレスによる物乞いがあり、うまく対処しないとこれまたなんか起きてしまう場所です。カナダでは銃がないのが救いです。
確実にメンタルは鍛えられる場所ですね。
3. 人種のるつぼ
移民を促進している街なので「多様性=正義」として、非常に多くの国、人種が混じり合っています。なので「〇〇系△△人」だらけで、この街にきて結構な頻度で「カナダ人の定義ってなんだろう?」って思ってます。体感的には結構アジア系多いですね。
4. アート系が盛んらしい
アートギャラリーがあったり、あとは先住民族の文化保護を街をあげて重視しているので結構盛んらしいです。ウィニペグ大学では先住民族に関する授業の履修は義務化されてます。
5. ウィニペグ・ジェッツというNHLチームがある
アイスホッケー大好きカナダ人であるウィニペグ市民はこのチームを愛してますね。つい最近プレーオフでカンファレンスファイナルまで進むという弱小球団の快進撃を見せてくれて街は大騒ぎでした。カナダのNHLチームのプレーオフ最後の生き残りという優越感に浸ってました(笑)。自分はまだジェッツの試合を生観戦したことなくて、バンクーバー・カナックスの試合で初めてアイスホッケーを観戦しました。なんたる裏切りですかね。
6. プーさん発祥の地
くまのプーさんは英語で"Winnie The Pooh" といいます。ええそうです。このWinnie のところがWinnipeg から来てるんです。うろ覚えの知識ですが、将校であった作者がウィニペグ出身で赴任先で1頭の熊を飼い、名前をウィニーにしてそこからアイデアがみたいな感じです。
これがその資料と銅像
いかがでしょうか。これがウィニペグという街の大まかな特徴だと思います。
ではでは。